事業内容

1. 東レ科学技術研究助成

自らのアイディアで萌芽的研究を行っている自然科学分野の若手研究者への資金援助

国内の研究機関において理学・工学・農学・薬学・医学(除・臨床医学)の分野で自らのアイディアで萌芽的研究に従事しており、今後の研究の成果が科学技術の進歩、発展に貢献するところが大きいと考えられる若手研究者に、毎年総額1億3千万円(1件3千万円程度まで、10件程度)の研究助成金を贈呈しています。本助成が重要な研究費と位置付けられ、これにより申請研究が格段に進展すると期待されることが要件です。
77の学協会および推薦委員に推薦を依頼し、選考委員会で書類による一次選考そして面接による二次選考を経て、理事会で決定します。

2. 東レ科学技術賞

科学技術で優れた業績をあげた方の表彰

理学・工学・農学・薬学・医学(除・臨床医学)の分野で、学術上の業績が顕著な方、学術上重要な発見をした方、効果が大きい重要な発明をした方、あるいは技術上重要な問題を解決して技術の進歩に大きく貢献した方に対し、東レ科学技術賞(金メダルおよび副賞賞金5百万円)を毎年2件前後贈呈、表彰しています。
東レ科学技術研究助成と同じく77学協会および推薦委員に推薦を依頼し、選考委員会での選考を経て、理事会で受賞者を決定します。

3. 東レ理科教育賞

中等理科教育に携わる先生方の表彰(後援:文部科学省)

財団設立10周年記念事業として1969年に創設しました。中学校・高等学校の理科教育において、創意と工夫により著しい教育効果をあげた先生方を表彰しています。東レ理科教育賞(銀メダルおよび副賞賞金70万円)、佳作・奨励作(副賞賞金20万円)を毎年合わせて10件程度選定します。さらに、文部科学大臣賞(銀メダルおよび副賞賞金100万円)を2006年度に新設し、東レ理科教育賞の中で特に秀逸な事例に贈呈しています。募集は公募とし、審査委員会で審査し、理事会で受賞者を決定します。

理科教育賞受賞作の普及

受賞作の普及のため毎年「東レ理科教育賞受賞作品集」を刊行し、全国の中学校・高等学校などへ1万6千冊あまりを寄贈し活用いただいています。また、科学技術館で開催される「青少年のための科学の祭典」全国大会に受賞作品の一部を出展して演示実験を行っています。
過去の受賞作のうち、映像化により普及効果が期待される10作品をビデオ化し、無料でDVDの貸出を行っています。

4. 海外研究助成

東南アジア3国の自然科学分野の若手研究者への資金援助

1989年度以来、東南アジア3国(インドネシア、マレーシア、タイ)の教育・研究機関において自然科学分野の基礎研究を活発に行っている若手研究者に研究助成を行っています。現在は各国に設立された東レ科学振興財団に選考を依頼し、毎年各国5百万円ずつ、合計1千5百万円の研究助成金を贈呈しています。